はじめに
こんにちは。プログラマ歴10年の tumo.jp です。
いきなりですが、プログラマを目指す男性にとって悲しい真実をお伝えします。
その真実とは「プログラマ男性の多くは女性にモテない(※)」というものです。
※注 全員とは言っていません
※注 言われなくても知ってるよ、というツッコミはご遠慮ください
事実、私のまわりにも「tumo.jp 的にはかなり魅力的に見える人なのに、もう何年もガールフレンドがいない」というような男性プログラマがよくいます。
考えてみれば不思議な話で、プログラマというのは収入も悪くないし、仕事ができる人も多いし、向上心の塊だし、スペックとしては決して悪くはないはずです。
では、なぜ女性にモテないのでしょうか?
その理由について、わたしなりに考えてみたので、紹介したいと思います。
プログラマの男性がモテない理由まとめ
- はじめに
- 1. 現場に女性が少ない
- 2. 最初のアプローチが下手すぎる
- 3. 理屈の通らない話と不正確な情報に耐えられない
- 4. プログラマという仕事と恋愛の相性が悪すぎる
- 5. 本質的に異性との付き合いを求めていない
- さいごに
それでは各詳細について説明していきたいと思います。
1. 現場に女性が少ない
理系の学部に女子が少ないのと同じで、プログラマの現場には女性が少ないです。
ちなみに私が所属していたある会社では、現場レベルでいうと女性の比率は5%くらいでした。(さらに肌感だと2%以下でした。既婚の方もいらっしゃったので)
2019年のゼクシィ調査では、結婚した男女の「出会いのきっかけランキング」において、圧倒的1位が「職場(25%)」だそうです。 その職場に女性がいないのであれば、ガールフレンドを作りたい社会人男性にとって、はっきりいって不利すぎるという話です。
また、現場に女性が少ないことで、必然的に女性と話す機会も少なくなります。
女性の流行に鈍感になり、女性の話題に疎くなります。
一般的に言って、女性にモテる男というのは女性との会話が上手です。
気の毒なことに、プログラマの男性は日々モテる男という存在から遠ざかっているのです。
2. 最初のアプローチが下手すぎる
男女関係というのは最初の印象がとても大事です。どれくらい大事かというと、高速道路で分岐を間違えないことくらい大事です。
プログラマはこの「最初のアプローチ」が下手すぎる傾向にあります。
先ほどのゼクシィ調査でも、見方を変えれば、出会いのきっかけの75%は職場以外です。プログラマでも頑張れば女性に遭遇可能なわけです。
ではそんな時、世の男性プログラマはいったい何をしているのでしょうか?
彼らがやってしまう行動とはずばり「自分の話をする」です。
中でもやってしまいがちなのが、「仕事の話をする」「自分の世界観を語る」「お金の話をする」の3つです。
たしかに「男性 魅力 ランキング」とかでGoogle検索すると
- 仕事に熱心な人が好き!
- 自分の世界観を持っている人に魅力を感じる!
- 収入力があって、経済観念の健全な人がいい!
なんてことが書いてある記事が出てきます。
しかしこれらの要素は、あくまで付き合っていく中で結果として現れてくるから素敵なのであって、出会いの場で積極的にアピールするものではありません。
tumo.jp も特に恋愛マスターというわけではありませんが、少なくともこのあたりの「基本のキ」みたいな話は理解しているつもりです。
それなりに成功例も失敗例もたくさん見てきました。
一方で世のプログラマ男性諸君というのは、ここを根本的に勘違いしていることが多いです。
ついつい「私は仕事で〇〇の技術を使っています。この技術のすごいところは......」とか「僕は映画をよく見ます。中でもXX監督の作品が好きでして、独特のカメラワークが......」だとか語りだして、女性を引かせてしまいます。
出会いの場で仕事の話、自分の世界観の話、お金の話は避けましょう。
聞かれたら当たり障りなく答える、くらいでちょうどいいのです。(※)
※補足
ちなみに出会いの場における理想的な会話とは「女性が多めに話をして、男性はリアクションに徹する」です。
女性に気持ちよく話してもらう状態が理想です。いわゆる「聞き上手になれ」というやつですね。
※補足2
もっともサラッと「聞き上手になれ」と言いましたが、そこにはテクニック的な要素が2000万個くらいあって非常に難しい作業です。
不器用なプログラマには無理だよなあ......。
3. 理屈の通らない話と不正確な情報に耐えられない
これはプログラマあるあると言っても過言ではないと思います。
そもそもプログラマというのは「理屈が通らない話」「不正確な情報」というものに、先天的に耐えられません。 プログラムというのは「筋道立てて、正確に」記述しないと、動いてくれないからです。
一方、これはあくまで tumo.jp というイチ個人の肌感ではありますが、世の女性というのは「理屈が通らない話」「不正確な情報」というものをかなりのペースで量産してきます。
プログラマはその手の話を無視することができず、どうしても「それってどういうこと?」「何かおかしくない?」「さっき〇〇って言ってなかった?」と詰問・指摘・訂正してしまいます。
これ、はっきり言って全部NGです。
何はともあれ女性の話をさえぎってはいけません。
これはあくまで tumo.jp というイチ個人の肌感ではありますが、世の女性というのは本質的に「自分の話を聞いてくれること」を求めています。
極端な話、仕事は不真面目で、自分の世界観も何もなくて、収入のシケた甲斐性なしでも、自分の話をじっくり聞いてくれる男性とは仲良くなります。
タイミングが合えばお付き合いすることだって可能なのです。
プログラマの男性諸君は、もう少し女性の話を聞きましょう。
4. プログラマという仕事と恋愛の相性が悪すぎる
プログラマというのは、自分の時間が奪われることを極端に嫌います。
そもそも一人の時間が好きというのもあるし、自分の時間の使い方を自分でコントロールしたいという(かなり強烈な)欲求もあるし、さらにプライベートの時間でもプログラミングの勉強をしたいと思っているからです。
プログラマという仕事は、ポジティブな見方をすると、かなり努力が報われやすい職業だと言えます。
プライベートでコードを書けば書くほど能力は向上し、アウトプットを出せば出すほど評価は高まります。
一方、ネガティブな見方をすると、努力をしなければやっていけない仕事でもあります。
個人で何も勉強しないという人は、ほとんどの場合職場で劣等感を味わってしまうことになります。
そして恋愛というのは、根本的に自分一人の時間を奪い、時間の使い方をアンコントローラブルに変えるという代物です。
連絡はマメに返さなければいけないし、週に一度は食事に出かけなければならないし、雨の日の夜には「不安で眠れないの」という内容の電話がかかってくることもあります。
プログラマという仕事と恋愛という営みは、その成り立ちからして本来相容れない関係なのです。
仮にあなたがAWSのCloud Formationについて、一か月の間、一生懸命、仕事終わりに毎日3時間ずつ勉強したとしましょう。
そしてその成果をガールフレンドに電話で伝えた時、きっとあなたが彼女から受け取るのは「頑張ったね」という労いの言葉ではなく、三行半ということになります。
残念ですが、これが現実なのです。
5. 本質的に異性との付き合いを求めていない
最後は決定的な(そして絶望的な)理由です。
それが「結局プログラマの男というのは、異性との付き合いを真剣に求めていない」というものです。
心から異性との付き合いを求めている人は、どんな状況であっても相手との時間を作ります。 好きな人に振り向いてもらうために、頭を使い、工夫を凝らし、持てるリソースをどんどん投入します。
一方プログラマというのは、「恋愛に割く工数は、だいたい1週間で6時間くらいに設定したいなあ」などと考えます。
結局、仕事をして、ゲームもして、読書とコーディングの時間も確保しつつ、空いた時間を(できれば食事の時間などを)異性と共有したいなあ、などと思っている程度なのです。
ただでさえ出会いの機会も少ないのに、その程度の熱量で、好みの女性をつかまえられるほど世の中というのは甘くないです。
しかし悲しいことに、プログラマという人種の人々はそこのところがイマイチわかっていません。
ときどき思い出したように恋愛をすることもありますが、たいていわかりやすく失敗します。 女性経験も少なく、使える工数も少なく、熱量も少ないのだから仕方ありません。
結果、プログラマというのは「へん、恋愛なんてコスパ悪いや。仕事して方がマシさ」と考えます。
以前より仕事に打ち込むようになり、さらに女性から遠ざかっていきます。
そしてますます女性経験が減り、年齢を重ね、これまで以上にどんどんモテなくなっていきます。
これが「プログラマの男性が女性にモテない理由」の全貌です。
さいごに
いかがだったでしょうか?
さて、ここまでいろいろ書いた後になんですが、最後にひとこと言わせてください。
それは「tumo.jp はそんなモテないプログラマという人種がとても好きだ」ということです。
女性と出会う機会の少ない中、仕事にばかり打ち込んで、いつも自分の好きなことに熱中している。たまたま女性と出会ったら、自分の趣味の話ばかりして、気味悪がられてフラれてしまう。(しかも、その後ちょっと落ち込む)
そんなプログラマって、素敵だと思いませんか?
本記事を読んで、少しでも「プログラマって素敵だな」と思う女性が現れてくだされば幸いです。(現れないかなぁ......)
また「そろそろガールフレンドの一人でも」と考えている男性プログラマにとって、少しでも参考になってもらえれば幸いです。(ならないか......)
以上、tumo.jp はプログラマの男性を応援していますという記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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